痞える
つかえる異読 つっかえる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #38164 · 青空 0 例
標準
to feel blocked (of one's chest or throat, due to grief, anxiety, illness, etc.)
文例 · 用例
五分刈は向き直って「あの声は胸がすくよだが、惚れたら胸は痞えるだろ。
— 夏目漱石 『一夜』 青空文庫
夜おそく樹明君来庵、何か胸に痞えるものがあるらしく、頻りに街へ行かう、大に飲まうとすゝめたけれど、私は頑として応じなかつた、とう/\諦めて寝てしまつた、善哉々々。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
それから今日まで月に一度ぐらい宛大きな鉛が痞えるのだから始末が悪い。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
外套の隠しへねじ込むと蜜柑がつかえるから、また片手でしっかりさげて歩き出した。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
始めのうちは、おぬいさんがつかえるとすぐに見てやっていたが、だんだんそんな注意は遠退いて、ほれぼれとその声に聴き入らずにはいられなくなった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
その人たちはみんな一日一ぱい勉強に時間をつかえるし、いい先生は覚えたいくらい教えてくれる。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
手前主人などは、その鵜呑みの方でござりましたから、腹の中をくるくる廻って、時々|咽喉へつかえると、癪持同然。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
」 銀子は胸につかえるものを感じ、そういって起ちあがると、そっと二階へあがってみた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
亡き友の思い出を語ろうとすると、今でも胸が痞えて声が詰まってしまう。
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後悔の念が喉元まで痞えて、彼は深く溜息をつくしかなかった。
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「そんなに胸に痞えたままにしておかず、全部吐き出してしまいなさい」
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