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衣嚢

いのう異読 かくし
名詞
1
標準
pocket
文例 · 用例
」「衣嚢にあるけど……」「そうやな。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
」貝の火兄弟商会の、鼻の赤いその支配人は、ねずみ色の状袋を、上着の内衣嚢から出した。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
」大学士は別段気にもとめず、手を延ばして状袋をさらひ、自分の衣嚢に投げこんだ。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
)例の楢ノ木大学士が衣嚢に両手を突っ込んで少しせ中を高くしてつくづく考へ込みながらもう夕方の鼠いろの頁岩の波に洗はれる海岸を大股に歩いてゐた。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
」大学士は上着の衣嚢から鼠いろの皺くちゃになった状袋を出していきなり投げつけた。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
」貝の火|兄弟商会の赤鼻の支配人は云ひながらすばやく旅費の袋をさらひ上着の内衣嚢に投げ込んだ。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
或る子は前掛けの衣嚢から干した無花果を出して遣ろうといたしました。
宮沢賢治 雁の童子 青空文庫
」大学士は別段気にもとめず、手を延ばして状袋をさらい、自分の衣嚢に投げこんだ。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
作例 · 標準
ジャケットの衣嚢に手を入れて、車の鍵を探した。
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古いコートの衣嚢から、忘れていた一枚の写真が出てきた。
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彼は衣嚢からくしゃくしゃのメモを取り出して広げた。
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