砂袋
すなぶくろ
名詞
標準
sandbag
文例 · 用例
やがて、新しい瓦斯を充満した軽気球は砂袋を落として、静かに身をゆすぶりながら上騰しはじめた。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
門前に立っては、もの珍しげによりたかる私どもにむかって、「それそれ鼻たれ、そっちゃへどけ、どけ……」 と一応怒鳴り廻してから、砂袋の中から五色の砂を取りまぜて握り出しては門の石だたみの上にそれをさっとはくように撒く。
— 上村松園 『砂書きの老人』 青空文庫
街路樹は薪に切られ、家々の軒先きには、トビ口や、火叩きや、砂袋がかならず置いてあつたものだ。
— 林芙美子 『瀑布』 青空文庫
汗は滝のようにわき出るし、心臓はその上に砂袋をおいたように重くなり、呼吸をするのも苦しくなった。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
(同じく)砂袋切つて落すと、恐しい勢で、城の裏山から城を目がけて、もろに水が流れこむ。
— 折口信夫 『方言』 青空文庫
★ だから解決編に至って、由利先生がアパートの砂袋を推理によって推定する。
— 坂口安吾 『推理小説について』 青空文庫
読者はその天才的推理に驚嘆するよりも、なんのことだい、それじゃアモッと平凡に刑事がかぎだしていそうなものじゃないか、もしまた、大きな荷物の出入を刑事にさとられる手掛りなしにやった犯人なら、砂袋をアパートにおくはずはない。
— 坂口安吾 『推理小説について』 青空文庫
アパートのオカミサンなどというものはアパート内の物品が右から左へ動くだけの変化にも鋭敏で、砂袋がふえていれば、すぐ話題になる性質のものなのである。
— 坂口安吾 『推理小説について』 青空文庫
作例 · 標準
台風による浸水を防ぐため、玄関の前に砂袋を高く積み上げた。
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ボクシングジムで、重い砂袋に向かって力強いパンチを叩き込む。
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撮影機材の三脚が風で倒れないよう、足元に砂袋を置いて重しにする。
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標準
gizzard
作例 · 標準
焼き鳥屋に行くと、あのコリコリとした食感の砂袋を必ず注文してしまう。
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鶏の砂袋は下処理を丁寧に行うことで、臭みが消えて美味しく仕上がる。
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砂袋の塩焼きにレモンを絞ると、酒のつまみに最高だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
砂袋(すなぶくろ) 砂嚢。鳥類の胃の部位名。 土嚢。土木材料。 サンドバッグ。スポーツ用品。
出典: 砂袋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0