粗大
そだい
形容動詞名詞頻度ランク #38686 · 青空 61 例
標準
coarse
文例 · 用例
また地球は恒星や諸遊星よりももっと粗大な物質からできている、そのために遊星系の中心に位しなければならないというその説もまた彼の考え方に特異な点である。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
第一の元素は最小な粒子から、第三のものは最も粗大な分子からできている。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
要するに「空襲恐るるに足らず」といった粗大な指導方針が事をここに至らしめたのだろう。
— ――私信―― 『一つの世界』 青空文庫
そういう種類の文章のもう一つの特徴は、文章が粗大の傾きをもっていることである。
— 宮本百合子 『今日の文章』 青空文庫
粗大な概括をすることを深く警戒するものであるが、今日までのところ、現れている作品は多く手法の上で何かの問題を持っていることを第二として、人間というものの捕え方に於て、先刻触れた二元性に陥っている傾向が見られる。
— ――文芸時評―― 『ヒューマニズムへの道』 青空文庫
去年の秋の作品であるが、この粗大な、民族的類型化を卓抜な科学者であるという沼田博士に云わしめているのである。
— 宮本百合子 『作家のみた科学者の文学的活動』 青空文庫
最もいつわりのなかるべき芸術の仕事をしている女のひとの感情でさえ、たとえば近頃の岡本かの子氏の時局和歌などをよむと、新聞でつかうとおりの粗大な形容詞の内容のまま、それを三十一文字にかいていられる。
— ――日本女性の覚悟―― 『祭日ならざる日々』 青空文庫
衆人醉へる中に獨り醒むる者は容れられず、斯かる氣質なれば時頼は自から儕輩に疎ぜられ、瀧口時頼とは武骨者の異名よなど嘲り合ひて、時流外れに粗大なる布衣を着て鐵卷の丸鞘を鴎尻に横へし後姿を、蔭にて指し笑ふ者も少からざりし。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
作例 · 標準
この布地は粗大だが、丈夫で実用的だ。
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粗大な表現を避けて、もっと丁寧な言葉遣いを心がけよう。
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畑を耕す前に、土の中の粗大な石を取り除いた。
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