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大まか

おおまか
形容動詞頻度ランク #12387 · 青空 269
1
標準
rough (estimate, outline, etc.)
文例 · 用例
板は唯一枚しかなかつたから、さつきの繪の裏へ極めて大まかに描き始めた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
私は身体を車体に揺られながら自分のような平凡に過した半生の中にも二十年となれば何かその中に、大まかに脈をうつものが気付かれるような気のするのを感じていた。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
3 現代作家の文章を考へてみても、ごく大まかな詞ではあるが、志賀直哉は驚くほど神經質に鋭く簡潔、菊池寛は無駄なく直截適確、谷崎潤一郎は莊重で力強く、佐藤春夫は典雅纎細、里見※は流麗精緻、――一一擧げたらきりがないが、さういふ特色は言ひ換へれば、作者の氣質持前の現れに外ならない。
南部修太郎 氣質と文章 青空文庫
柿本は、少し、馬鹿で、大まかな高取のことを思った。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
板はただ一枚しかなかったから、さっきの絵の裏へきわめて大まかにかき始めた。
寺田寅彦 写生紀行 青空文庫
上げて来る潮で波が大まかにうねりを打って、船渠の後方に沈みかけた夕陽が、殆ど水平に横顔に照りつける。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
一体、山代の温泉のこの近江屋は、大まかで、もの事おっとりして、いま式に余り商売にあせらない旅館だと聞いて、甚だ嬉しくて来たのであるが、これでは余り大まか過ぎる。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
――実は旅の事欠けに、半紙に不自由をしたので、帳場へ通じて取寄せようか、買いに遣ろうかとも思ったが、式のごとき大まかさの、のんびりさの旅館であるから、北国一の電話で、呼寄せていいつけて、買いに遣って取寄せる隙に、自分で買って来る方が手取早い。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
generous
作例 · 標準
例句
大まか(おおまか) — 幻辞.com