脂肪
しぼう
名詞頻度ランク #5028 · 青空 904 例
標準
fat
文例 · 用例
曲線的でなくして直線的であり、脂肪質でなくして筋骨質であることである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
君は見違えるほど体など肥って来たようだがね」 事実、柚木はもとよりいい体格の青年が、ふーっと膨れるように脂肪がついて、坊ちゃんらしくなり、茶色の瞳の眼の上瞼の腫れ具合や、顎が二重に括れて来たところに艶めいたいろさえつけていた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
折詰の飯に添えた副食物が、色々ごたごたと色取りを取り合せ、動物質植物質、脂肪蛋白|澱粉、甘酸辛鹹、という風にプログラム的に編成されているが、どれもこれもちょっぴりで、しかもどれを食ってもまずくて、からだのたしになりそうなものは一つもない。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
(明治四十一年一月一日『東京朝日新聞』) 五十九 結核病と食物 結核菌を接種した動物に種々の食物を与えて病の経過を試験した結果によると、脂肪分を主に与えたものは四十日くらいで死し、含水炭素殊に砂糖を多く与えたものは八十七日くらいで死んだ。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
しかし『道徳教』でも『論語』でもコーランでも結局はわれわれの智恵を養う蛋白質や脂肪や澱粉である。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
「お手本をも一度みんなに見せといて、それからやらせます」 脂肪づいた小富豪らしい身体に、小初と同じ都鳥の紋どころの水着を着て、貝原はすっかり水泳場の助手になり済ましている。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
牛乳でも脂肪を拔いて飮みます。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
藁布団の上に畳んだ敷布と病衣は、身体に纒われて出来た小皺と、垢や脂肪で、他人が着よごしたもののようにきたなかった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
作例 · 標準
最近お腹周りの脂肪が気になり始めたので、毎晩ジョギングを始めた。
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霜降りの牛肉は、脂肪の甘みが口の中でとろけるような食感を生む。
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トランス脂肪酸の過剰摂取は、健康に悪影響を及ぼす可能性がある。
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