不行跡
ふぎょうせき
名詞形容動詞名詞-の形容詞
標準
misconduct
文例 · 用例
夫の不行跡を待ちもうけただけに、そんな些細なことでも妻のヒステリーに異常な刺戟を与えました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
そんな事を未亡人の生前の不行跡と一緒に長々と書き並べてある。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
」 若旦那の不行跡に就いて、その母と、その店の番頭が心配している場面のようである。
— 太宰治 『酒の追憶』 青空文庫
不行跡よりして痳疾を得、暴飮よりして心臟異常を來し、無法の擧動よりして筋骨を挫折するを致せるが如きは、招いて得た疾病である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
怪しからん不行跡です。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
ゆく先は普在寺で、覚光に一切のことを打ち明けて、当分はここに隠まってくれと云われた時には、さすがの覚光も顔の色を変えて驚いたが、迂濶に善昌を突き出すと、自分の女犯その他の不行跡が残らず露顕する虞れがあるので、迷惑ながらともかくも隠まうことにして、お国の首は墓地の隅に埋めて置いたというわけです。
— 蝶合戦 『半七捕物帳』 青空文庫
どんな約束をしているか、どう云う中か分からないが、みだらな振舞をしないから、不行跡だと云うことは出来ない。
— 森鴎外 『心中』 青空文庫
不行跡から淋病を得、暴飲から心臓異常を来たし、無茶な行動から筋骨を挫くようなことは、招いて得た疾病である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
社員の度重なる不行跡が、企業のイメージを著しく損なった。
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彼の不行跡は目に余るものがあり、もはや見て見ぬふりはできなかった。
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若者の不行跡が社会問題として取り上げられることが増えている。
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