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天地

てんち異読 あめつち
名詞頻度ランク #14879 · 青空 3640
1
標準
heaven and earth
文例 · 用例
何事も、一切の係累を捨ててしまつて、遠く南米の天地に移住したいと語つた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
鶯や駒鳥はいつも鳴いてゐるし、樹陰の深い緑は所々にあるし、それだけで山間の別天地をなした鮮新な温泉町としてゐる。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
透明な光は天地に充ちてそよとの風もない。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
と、私は嘆息する、天地の間には、風が吹くのでなければ、霧が流れるのだ、そのたびに、天幕の中へ、ザアと小粒の雨がそそぎ入る、柱代りの金剛杖が、キュッと呻る、杭に纜われた小舟が、洪水に飜弄されるように、油紙の屋根が、ペラペラ動く。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
天地のわかれし時ゆ、神さびて」と歌った山辺赤人は旅人であった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
七 石楠花 いつごろからのいいならわしか、富士の五合目を「天地の境」と称している。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
ここ「天地の境」五、六合目の等高線、森林を境として、山を輪切りにしたところの御中道を彷徨する私は、路の出入に随って、天に上り、地を下る、その間を、鳥と、虫と、石楠花が、永久|安棲の楽土としている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
朱樺の火は燃え出した、その明るくなることは、花が発くのと同じで、万象の色が真の瞬間に改まる、槍と穂高と、兀々した巉岩が、先ず浄い天火に洗われて容を改めた、自分の踏んでいる脚の下の石楠花や偃松や、白樺の稚いのが、今眠から醒めたというように朝風に身振いしてソヨソヨと顫った、天地皆新しい。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
作例 · 標準
激しい雷鳴が轟き、まるで天地がひっくり返るかのような大荒れの天気となった。
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古代の人々は、天地の間に流れる目に見えないエネルギーを「気」と呼んで崇めていた。
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この雄大な景色を眺めていると、天地の広大さに比べて自分の悩みなどちっぽけに思えてくる。
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2
標準
land
作例 · 標準
震災によって住み慣れた天地を追われ、見知らぬ土地での避難生活を余儀なくされた。
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彼は新しいビジネスのチャンスを求めて、太平洋を渡りアメリカという新天地に降り立った。
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豊かな水源に恵まれたこの天地は、古くから稲作が盛んな地域として知られている。
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3
標準
top and bottom
作例 · 標準
段ボール箱の側面に「天地無用」のシールを貼り、荷物が逆さまにならないよう注意した。
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ポスターのデザインをチェックしていたら、うっかり天地を逆に印刷してしまったことに気づいた。
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この複雑な形状の部品は、天地を確認してからでないと正しく組み立てることができない。
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4
標準
gods of heaven and earth
作例 · 標準
村人たちは豊作を祈願し、天地の神々に感謝を捧げるための盛大な祭りを開いた。
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天地に誓って嘘はついていない」と、彼は必死の形相で自分の無実を訴えた。
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神社の境内の静謐な空気の中で、天地の神聖な気配を感じながら静かに手を合わせた。
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ウィキペディア曖昧さ回避

天地(てんち、あまち、あめつち) 天地(てんち) 天と地のこと。 世界のこと。 梶島正樹原作のアニメ作品『天地無用!』、および同作品の主人公・柾木天地(まさき てんち)。 天地(あまち、てんち、あまじ) - 日本人の姓の一つ。天地真理、天地総子など。 天地(あめつち) - 古事記に由来する観光列車の列車名「あめつち〜天地の初発のとき〜」(あめつちの漢字表記)

関連項目
出典: 天地 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0