顔を見せる
かおをみせる
表現動詞-一段
標準
to make an appearance
文例 · 用例
ところがどうも、どの木も画かきには機嫌のいい顔をしますが、清作にはいやな顔を見せるのでした。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
人に泣き顔を見せるのを嫌ひ、又よし泣くのを見せても声などを決して立てた事のない妻が、床の中でどうしてゐるかは彼には略※想像が出来た。
— 有島武郎 『An Incident』 青空文庫
ところがどうも、どの木も画かきには機嫌のいゝ顔をしますが、清作にはいやな顔を見せるのでした。
— 宮沢賢治 『かしはばやしの夜』 青空文庫
」と邪氣の無い笑顔を見せる。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
その嬉しそうな容子と云ったら、母はむっつり屋で滅多に笑顔を見せるような事が無いので、却って無鬼魅に思えたくらいでした。
— 田中貢太郎 『母の変死』 青空文庫
絹足袋の、静な畳ざわりには、客の来たのを心着かなかった鞠子の婢も、旦那様の踏みしだいて出る跫音に、ひょっこり台所から顔を見せる。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
母親の葬式の日に笑顔を見せるのは辛かったが渋い顔は気性からいって出来なんだ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
もうすっかり美しい娘になっていたお良は、女中の代りをさせるのではないが坂本さんは大切な人だからという登勢の言葉をきくまでなく、坂本の世話をしたがり、その後西国へ下った坂本がやがてまた寺田屋へふらりと顔を見せるたび、耳の附根まで赧くして喜ぶのは、誰よりもまずお良だった。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
作例 · 標準
「久しぶり!元気そうで何より。ちょっと顔を見に来ただけだよ。」
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彼は忙しいはずなのに、わざわざ顔を見せに来てくれた。
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会議には遅れたが、なんとか顔を見せることができた。
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