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凸凹

でこぼこ異読 とつおう・だくぼく
名詞名詞-の形容詞形容動詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #29262 · 青空 385
1
標準
unevenness
文例 · 用例
かなりに長いこの阪の凸凹道にただ一つの燈火とそのまわりの茂りのさまは、たださえ一種の強い印象を与えるのであるが、一層自分の心を引いたのはその街燈に止った一疋の小さいやもりであった。
寺田寅彦 やもり物語 青空文庫
夜など、燭を秉って、湯殿へ通うと、空には露が一杯で、十一月頃の冷たさが、ひしひしと肌に迫る、そうして凸凹のないところは、ないくらいな山の中にも、梓川が、静かな平坦な大道路となって、森の中を幅びろくのしている。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
即ち普通の風化作用では、岩石の性質によっては凸凹が烈しく、あるいは岩石の節理が膨くれ立ちて、木輪が、磨滅した木の肉から浮ぶように、抓み上がって見えたりするが、雪の動作は、それとは反対に岩石を擦り円め、滑らかにさせ、磨き上げるのである。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
ベッドから、食器棚から、凸凹した床から、そこら中を、のたうち廻った。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
簿記函と書た長方形の箱が鼠入らずの代をしている、其上に二合入の醤油徳利と石油の鑵とが置てあって、箱の前には小さな塗膳があって其上に茶椀小皿などが三ツ四ツ伏せて有る其横に煤ぼった凉炉が有って凸凹した湯鑵がかけてある。
国木田独歩 二少女 青空文庫
よく拭き込んだ板敷の床は凸凹だらけの土間に変り、鏡の前に洋酒の並んだラック塗りの飾り棚の代りには縁台のようなものが並んで、そこには正札のついた果物の箱や籠や缶詰の類が雑然と並んでいた。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
昔自分に親しかったある老人は機嫌が悪いと何とも云えない変な咳払いをしては、煙管の雁首で灰吹をなぐり付けるので、灰吹の頂上がいつも不規則な日本アルプス形の凸凹を示していた。
寺田寅彦 喫煙四十年 青空文庫
礫の多い、凸凹のところどころ崖崩れのある変な道で、洋車は歩くよりも遅くしか進まなくなった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
作例 · 標準
山道の凸凹に注意しながら車を運転した。
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この道は凸凹が多く、歩きにくい。
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人生には凸凹があるけれど、それがまた面白い。
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2
標準
inequality
作例 · 標準
この社会は、富の分配に大きな凸凹がある。
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男女間には、身体能力において多少の凸凹があるのは自然なことだ。
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チームメンバーそれぞれの能力に凸凹があるが、それが逆に強みになっている。
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ウィキペディア

凸凹(でこぼこ/とつおう/だくぼく/でくぼく)、凹凸(おうとつ)とは、高低差・格差が確認されるような状態やそのような形状、およびそれらを強調して表現するような状況である。平らでない状態。不陸(ふりく)ともいう。凸も凹も単体で意味を成すが、本項では両者を組み合わせた場合に言及する。

出典: 凸凹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0