格率
かくりつ
名詞
標準
maxim
文例 · 用例
ただ自然科学や、数学の普遍的真理の要請は祖国への愛を、他の国民のその祖国への愛と、置き換えて矛盾しないような、普遍的格率すなわち道義的国是を要請するのみである。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
高校三年生の二学期に行われた旺文社の模擬試験では全国で六位、東大合格率が七五パーセント以上と出た。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
カントはかような断言的命令として、「汝の意志の格率がいかなる時にも同時に普遍的な立法の原理として妥当し得るように行為せよ」ということを掲げた。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
當社を參觀に來られる方から、時々鑄物は何割合格しますかと云ふ御質問を受けますが鑄物と云ふものは普通九五%位の合格率がなくては營業は成立ちません。
— 豊田喜一郎 『準備は出來たトヨタは邁進します』 青空文庫
苟しくも自動車を造らうと云ふものが鑄物の合格率を心配される樣な哀な状態では、自動車の製造を中止した方が良く、こんな鑄物位が出來なければ豐田の恥だと思ひ工場の者を大いに督勵しました。
— 豊田喜一郎 『準備は出來たトヨタは邁進します』 青空文庫
それとも格率が違うから、自白なんて形式は認めないのかね」 古田は眼をいからせて、「野郎、なんとかぬかせ!
— 久生十蘭 『金狼』 青空文庫
一人の指揮官にあまり多くの責任を負わせたくないという格率に従って、ポルトガルの政府は一回毎に司令官を変えたのである。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
「敵の人も財産もやがては此方のものになるのであるから、大切にしなくては損である」というのが彼らの格率であった。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
作例 · 標準
「汝自身を知れ」という格率は、古代ギリシャのデルポイのアポロン神殿に刻まれていた。
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彼は「正直は最善の策」という格率を自身の信条として生きてきた。
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祖父は人生の岐路に立つたびに、古い格率を引用して私に助言を与えてくれた。
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