安居
あんきょ
名詞動詞-サ変
標準
easy life
文例 · 用例
夏の初めから夏安居に入って、破れ寺の瑞雲寺でも型ばかりの結制を行っていた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
その習慣が伝わって、後世の夏安居になったという。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
それやこれや平常かんぺきの強い師匠への不平が不平を生んで月も七月に入って安居の終りの日が来たのをよい機会に彼等は暇を取り揃って寺を出て行った。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
八月二十日早く起きたが、そして行乞するつもりだつたが、雨がふりだしたので安居。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
書生さんは受け取って私の顔をチラリと見たが、私の眼の前で風呂敷を解くと中味は杉折りを奉書に包んだもので黒の水引がかかっていて、その上に四角張った字で「妙音院高誉靖安居士……七回忌」と書いた一寸幅位の紙切が置いてあった。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
三人留まる久しくして、帝これを遣りたまい、今後再び来る勿れ、我|安居す、心づかいすなと仰す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
仍つて早く返し遣る者なりとなれば、旧堵に帰着し、兵事を忘却し、弓弦を綬くして安居しぬ。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
天慶二年十二月十五 謹※上 太政大殿少将閣賀恩下 此状で見ると将門が申訳の為に京に上つた後、郷に還つておとなしくしてゐた様子は、「兵事を忘却し、弓弦を綬くして安居す」といふ語に明らかに見はれてゐる。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日安居について考えている。
安居という言葉は日本語で重要だ。
彼は安居の意味を理解している。
この文には安居が含まれている。