原始時代
げんしじだい
名詞名詞-の形容詞
標準
primitive times
文例 · 用例
それは、原始時代を思わせる悲惨なものだった。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
「仮面を冠って舞うなんて芸術の原始時代の名残りだ。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
原始時代そのまゝで幾千年人の足跡をとゞめざる大森林を穿つて列車は一直線に走るのである。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
冬は繊細|執拗に編み交り、捲いては縒れ戻る枝や蔓枝だけが残り、原始時代の大|匍足類の神経か骨が渇化して跡をとゞめてゐるやうで、節々に吸盤らしい刺立ちもあり、私の皮膚を寒気立たした。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
吾人の膂力は原始時代には驚く可く大なるものであつたに疑無いが、文明の進歩と共に衰へて今の如くなつたので、稀に見る怪力の所有者は、發達の新現象では無くて、むしろ舊現象の殘存といふ可きものであらう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
原始時代に於いては砂時計の代りに一人の役人が酋長の胸にぴつたりと耳をおしつけて、その鼓動を数へる事に依つて時を計り、規定の合間に達するとバラルダと称する大太鼓を打ち、それに依つて唱歌者或ひは舞踏者は暫しの息を衝くとその書にあつたと思ふ。
— 牧野信一 『真夏の夜の夢』 青空文庫
我々の腕力は原始時代には驚くほど大であったに疑いないが文明の進歩と共に衰えて今のようになったので、稀に見る怪力の所有者は発達の新現象ではなくむしろ旧現象の残存というべきものだろう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
さうすれば原始時代の純な社会が、でなければあらゆる術策とあらゆる妥協とをやつた後の社会と言つたやうな社会があらはれて来るのである。
— 田山録弥 『間居』 青空文庫
作例 · 標準
原始時代の人々は、洞窟に壁画を描いて生活の様子を伝えた。
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この地域では、原始時代の遺跡が数多く発見されています。
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原始時代には、狩猟採集が主な生計手段でした。
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