石器時代
せっきじだい
名詞
標準
Stone Age
文例 · 用例
(昭和四年一月、渋柿) * 石器時代の末期に、銅の使用が始まったころには、この新しい金属材料で、いろいろの石器の形を、そっくりそのままに模造していたらしい。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
穴倉と称しても、石器時代の土穽の趣きとは類を異にして、ある庫の奥は十畳の畳を敷いた広さを持ち、天井や壁も自然木で頑丈に組まれ、囲炉裡もあり、炊事場も備はり、主に従業員の合宿所に使用されたものであつた。
— 牧野信一 『冬物語』 青空文庫
刀鎗弓矢の盛んに用いられた世に刀鎗を神威ありとしたごとく、石器時代には斧や槌が武威を示す第一の物だった遺風で、神威を斧や槌で表わす事となり、厨神大黒天もなかなか武備も抜かっておらぬという標しに槌を持たせたのが、後には財宝を打ち出す槌とのみ心得らるるに及んだと見える。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
私は酔醒めの水を求める時だけ、拠んどころなくその井戸の傍らへふらふらと近づき、石器時代のスリングに似た撥釣瓶を薄気味悪く深い水底に落し、「なんてまあ厄介な水汲みなんだらう!
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
しかしこの北方における我々の祖先が既に石器時代以来、すなわち、数千年間スカンジナビアに住居していたということ、また青銅器時代の遺物の発見されたものから考えても、この時代にスカンジナビアに特別な高級の文化の存在したことが分るということを忘れてはならない。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
日本の石器時代の氏族社会は、まだ総ての生産手段とその収穫とを共有していた時代で、氏族の中では男も女も平等の権利を持っていた。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
余等は夢中に成つて、驅上つて見ると、出たのは出たが、古墳には無關係物で、石器時代の遺物たる、石棒頭部(緑泥片岩)源平時代の五|輪塔の頭部。
— お穴樣の探檢 『探檢實記 地中の秘密』 青空文庫
でその人間は地球上の石器時代くらいの程度まで進化して滅亡したものらしいです。
— 江見水蔭 『月世界跋渉記』 青空文庫
作例 · 標準
石器時代の生活を体験するイベントで、参加者たちは石を打ち合わせて火を起こそうと苦戦している。
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人類は石器時代という長い年月を経て、自然界の中で生き残るための高度な知恵を蓄えてきた。
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「うわあ、こんなに大きなマンモスを、石器時代の人は槍一本で狩っていたの?」と少年が驚いた。
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ウィキペディア
石器時代(せっきじだい)とは、先史時代の区分のひとつであり、石器時代とは、冶金(やきん)術が発明・採用される以前の時代を指す用語である。
出典: 石器時代 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0