憚る
はばかる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
to hesitate
文例 · 用例
と、女は何故か憚るやうにあわてて扉を締めて、置いた火鉢を抱へ直すとけむつぽい顏を横に曲げながら、私の側に近寄つて來た。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
誰れ憚る者がいないのが嬉しかった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
だからお徳までが磯には憚る風がある。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
突然私の耳は憚るやうに「パパパパ……」と云ふ行夫の聲を捕へて、ぎよつと正氣に返つた。
— 有島武郎 『小さき影』 青空文庫
」 と憚る所あるらしく、声もこの時なお低い。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
小児も憚るか楽書の痕も無く、朦朧として暗夜にも白い。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
「何も貝類を川に棄つるに、世間を憚る事は無いように思われる……ですね。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
さるからに御老職、諸役人いづれも方某が言に背かざるやう御約束ありたく候」と憚る處も無く申上ぐれば、御年役聞し召し、「道理の言條なり」とてすなはち一同に誓文を徴せらる。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
作例 · 標準
彼は質問することを憚らず、積極的に議論に参加した。
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上司に意見を言うのを憚る気持ちもわかるが、それでは何も変わらない。
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失敗を恐れて新しい挑戦を憚ってはならない。
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標準
to lord it over
作例 · 標準
彼は自らの権威を憚るように振る舞い、周囲から反感を買った。
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その会社の社長は、誰にも憚ることなく、ワンマンな経営を続けた。
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若手の意見を憚ることなく退ける上司の態度は、疑問を呼んだ。
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