連想
れんそう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #6946 · 青空 1132 例
標準
association (of ideas)
文例 · 用例
次に尚ほ小宮氏は、言語の連想性に就いて述べてゐる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
即ち例へば「古池」といふ言葉は、日本人の連想からは直ちに古い寺院の池や、庭園などにある閑雅で苔むした小さな溜水の池をイメーヂするが、温気のない西洋にはそんな古池が無いのであるから、西洋人のこの語から連想するイメーヂは、アルプスやスヰスの山中などにある、青明に澄んだ大きな湖水であるだろう。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
且つ「蛙」といふ動物は、日本人にはとつては特殊の俳味的詩趣をもつて居り、夏の自然を背後に感じさせるやうな季節感をさへ有してゐるが、西洋人にとつては何等特殊の連想がなく、食用蛙の醜怪を思ひ出させる位のものであらう。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
即ち「花」といふ言葉は、日本人の読者にとつて、直ちに桜花を連想させるのに、西洋人の読者にとつては、ダリアやチューリップやシネラリヤを連想させる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
また「鐘」といふ語は、日本人にとつては仏教寺院の幽玄な梵鐘を連想させるのに、西洋人にとつては耶蘇教寺院の賑やかな諧音的ベルを連想させる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
翻訳の可能性がある俳句は、連想の内容が極めてすくなく、詩趣が稀薄である代りに、理智的の説明を内容に有する俳句だけである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
しかし詩の思念といふものは、詩の言葉の包有してゐる連想や、イメーヂや、韻律やの中にふくまれ、化学的に分析できない有機体となつて生きてるのだから、原詩の文学的構成だけを訳したところで、詩の意味を伝へることは出来やしない。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
武蔵野といえば、ただちに独歩の名作が連想されるが、花袋も紀行文家として「野の人」であった、武蔵野の人であった。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
作例 · 標準
この曲を聴くと、いつも学生時代の楽しかった思い出を連想する。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼の詩は、一つの言葉から次々へとイメージを連想させる、独特の世界観を持っている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
赤という色から情熱を連想する人もいれば、危険を連想する人もいる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア
連想(れんそう、聯想)は、人間の心ないし精神の働きのうち、見聞きするなど五感から得た情報や観念から、他の事物や概念を思い浮かべることである。英語ではassociationあるいはassociativeともいう。
出典: 連想 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0