本権
ほんけん
名詞名詞-の形容詞
標準
property right to an estate
文例 · 用例
そんな目的でおれたちの血と汗を絞りとっていたのかと、皆んなは転げまわって口惜しがり、工事が済むといきなりおっぽり出されたことへの怒りも砂を噛む想いで、じりじり来たが、とりわけ佐渡島他吉はいきなり血相をかえて、ダバオを発って行き、何思ったのかマニラの入墨屋山本権四郎の所へ飛び込んだ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
山本権兵衛と見立てたのは必ずしも不適評ではない。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
が、方頷粗髯の山本権兵衛然たる魁偉の状貌は文人を青瓢箪の生白けた柔弱男のシノニムのように思う人たちをして意外の感あらしめた。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
この伝で今の名士の墓を定めたら、大隈伯のはメガホン型、原敬のは巡査のサアベル型、山本権兵衛のは英蘭銀行の証券型、尾崎学堂のはテオドラ夫人の……。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
その頃から日本権力も侵略戦争を進行させていてナチス崇拝に陥った。
— 宮本百合子 『ケーテ・コルヴィッツの画業』 青空文庫
戦時中彼はヨーロッパ漫遊をしてナチスと兄弟となっていた日本権力の活躍ぶりを視察して、本も著している。
— 宮本百合子 『鬼畜の言葉』 青空文庫
これが謂はゆる虎の門事件なるものであり、その責を負うて、約三ヶ月前の九月二日、大震災の惨禍の真只中に成立した山本権兵衛内閣は、その日のうちに総辞職をなし、時の警視総監湯浅倉平(後の宮内大臣、内大臣)は懲戒免官に処せられた。
— 河上肇 『随筆「断片」』 青空文庫
山本権兵衛伯夫人は品川の妓楼に身を沈めた女である。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
作例 · 標準
株主総会に出席するためには、『ほんけん』(株主総会召集通知)が必要になる。
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コンサート会場に入場するには、『ほんけん』(チケット)を入り口の係員に提示してください。
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会社の設立時に発行された『ほんけん』(設立証券)は、今も大切に保管されている。
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