高嶺
たかね異読 こうれい
名詞多音語頻度ランク #42354 · 青空 187 例
標準
high peak
文例 · 用例
近頃では展覧会などで見る「高嶺の雪」などいう日本画には、空気を絶したような峻急な高嶺に、綿帽子のように、むやみに雪を盛り上げたのがあるけれども、あれは誤りである。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
その冬の先駆なる高嶺の雪!
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
六合目――宝永の新火口壁(いわゆる宝永山)まで来ると、さすがに高嶺の冬だと思われる冷たさが手足の爪先まで沁みて来る。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
女は、何となく本意なく、富士の高嶺を見上げた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
「あの山を越す哀しい鳥の数も数え尽した」「もう、いいわ、じゃ、ね」さぬらくは玉の緒ばかり恋ふらくは不二の高嶺の鳴沢のごと駿河の海|磯辺に生ふる浜つづら汝をたのみ母にたがひぬ
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
陳独秀、貴方はライオン・ロックの高嶺のように赤裸々な方だから正義と自己の信念を愛したのです。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
高嶺は遥に雪を被いで、連山の波の寂然と静まった中へ、島田髷に、薄か、白菊か、ひらひらと簪をさした振袖の女が丈立ちよくすらりと顕われた、と言うと、読者は直ちに化生のものと想わるるに相違ない。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
窓の外は、裾野の紫雲英、高嶺の雪、富士|皓く、雨紫なり。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
雲を突き抜けてそびえ立つ高嶺の頂には、夏でも消えない万年雪が残っている。
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厳しい修行を積んだ者だけが、この神聖な高嶺に登ることを許されるという。
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夕日に照らされて黄金色に輝く高嶺の姿は、まさに神々しい美しさだった。
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