禁止令
きんしれい
名詞
標準
ban
文例 · 用例
徳川、天保の改革に幕府から厳しい奢侈禁止令が出て女の髪飾りにもいわゆる金銀玳瑁はご法度であった。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
此の乱の始まる直前に、新任のチーフ・ジャスティスのイイダ氏が議会を通じて首狩禁止令を出しているのだから、之は当然である。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
徳川初期の耶蘇教禁止令は、日本人の睾丸、保存令じゃという事を忘れちゃイカン」 筆者はイヨイヨ驚いた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
それならば、復讐禁止令の御発布にならぬ前に志を遂げられたがよい。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
それから、間もない明治六年二月に、太政官布告第三十七号として、復讐禁止令が発布された。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
幕府はどんなに気をもんで、政治的な意味でぜいたく禁止令を出したろう。
— ――誰がために―― 『衣服と婦人の生活』 青空文庫
豪華な服装はじめそのほかの贅沢を禁じる奢侈禁止令は厳格に実行されている。
— WITH KYUSHU STUDENTS 『九州の学生とともに』 青空文庫
そこここに貼付された三色旗の印刷してある動員令、大統領の諭告、貨物輸出の禁止令などを読もうとする人達が、今まで鳴を潜めて沈まり返っていたような町々に満ち溢れた。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫