粗方
あらかた
副詞名詞頻度ランク #33741 · 青空 0 例
標準
mostly
文例 · 用例
やつと宿の物音があらかた靜まつた後は、門前のカフエーから蓄音機の奏する流行小唄の甘酸つぱい旋律が流れ出して居た。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
あらかた葉をふるったぶなの森の中を霧にしめった落葉を踏みしめて歩いた。
— 寺田寅彦 『異郷』 青空文庫
きのふの雪はあらかた消えて、松のしたかげや石の段々の隅にだけ、鼠いろして少しづつのこつてゐた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
処が、あらかた茸を取ってしまってお父さんが、「さあ行こう」 と言われますと、姉さんと坊ちゃんが立ち止まって、「まあ、毒茸はみんな憎らしい恰好をしている事ねえ」「ウン、僕が征伐してやろう」 といううちに、片っ端から毒茸共は大きいのも小さいのも根本まで木っ葉微塵に踏み潰されてしまいました。
— 夢野久作 『きのこ会議』 青空文庫
星野さんがこの書物を始める時、目次によって内容をあらかた話してくれた時、この章に書いてあるのは、アイルランドのある若い勇ましい愛国者と、その婚約の娘との間に起った実際の出来事だといったので、おぬいにはよけい興味のあるものだった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
二人であらかた画室を片づける。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
七人のあたまさえ四斗樽、これがあらかた片附いて、浜へ樽を上げた時、重いつもりで両手をかけて、えい、と腰を切った拍子抜けに、向うへのめって、樽が、ばっちゃん、嘉吉がころり、どんとのめりましたきり、早や死んだも同然。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
あらかた人は分ったが、それとなく音信も聞きたい。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日粗方について考えている。
粗方という言葉は日本語で重要だ。
彼は粗方の意味を理解している。
この文には粗方が含まれている。
標準
roughly
作例 · 標準
私は毎日粗方について考えている。
粗方という言葉は日本語で重要だ。
彼は粗方の意味を理解している。
この文には粗方が含まれている。