若武者
わかむしゃ
名詞
標準
young warrior
文例 · 用例
今更、これを引離すことは、勢い立った若武者を戦場から引上げさすことであり、恋人との同棲から捩ぎ外すことだった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
心に潔しとしない事に、名刺一枚御荷担は申兼ぬる、と若武者だけに逸ってかかると、その分は百も合点で、戦場往来の古兵。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
その外帝国文学という方面には、堂々たる東京帝国大学の威を借って、血気壮な若武者達が、その数幾千万ということを知らず、入り代り立ち代り、壇に登って伎を演じて居るようだ。
— 森鴎外 『鴎外漁史とは誰ぞ』 青空文庫
四月十七日夜に入ると共に支度をして居た、松平次郎三郎元康は、十八の若武者ながら、大任を果すべく出発しようとした。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
笠寺の湯浅甚助|直宗と云う拾四歳の若武者は軍の声を聞いて、じっとして居れずに信長の乗かえの馬を暫時失敬して馳せ来り敵の一士を倒して首を得たので、大喜びして信長に見せた処が、みだりに部署を離れたとて叱責された。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
青木勘七は血気の若武者で、真先に進んで忽ち五人まで突落したとある。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
その処を赤い瓢箪の上に小熊を附けた馬印を押し立て、兵五百に先頭して、馳け抜ける若武者がある。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
職信年十七の若武者で秘かに従士七八人と共に、城の柵を越えて入った。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
作例 · 標準
初陣を飾ったばかりの若武者が、緊張した面持ちで大将の前に立っていた。
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彼はまるで戦国時代から抜け出してきたかのような、りりしい若武者だった。
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五月人形には、子供が若武者のように健やかに育ってほしいという願いが込められている。
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ウィキペディア
若武者(わかむしゃ)は、かつてアサヒ飲料から発売されていた緑茶飲料である。
出典: 若武者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0