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夏着

なつぎ
名詞
1
標準
summer clothes
文例 · 用例
うちの子供らも昔はよくこうした所で風船をもらった時代があったが、今はもうみんなおとなになってしまって今日は新しい夏着夏帽夏化粧である。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
夏着冬着ありたけの襤褸の十二一重をだらりと纏うて、破れしゃっぽのこともあり、黒い髪を長く額に垂らして居ることもあり、或は垢染みた手拭を頬冠りのこともある。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
寿江子は十三日の母の命日が終るまでは東京に居りますが、あのこも緊縮で、夏着るものを林町のミシンで縫っているので、こっちにばかりもいられません。
一九三九年(昭和十四年) 獄中への手紙 青空文庫
冬のジャケツ上下、シャツ、ズボン下、どてら二枚、今ごろ着る外出用の単衣(これは新しいもので御存じありません、大島の紺がすり)、先へよって、真夏着る麻など、開成山におきます。
一九四四年(昭和十九年) 獄中への手紙 青空文庫
スヴィドリガイロフの身なりは軽快なしゃれた夏着で、特にシャツに贅を見せていた。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
雷鳥さんも厚い綿入れを脱ぎ捨てて、飛白模様の夏着に衣がえする。
中村清太郎 ある偃松の独白 青空文庫
夏着に涼しさを添える織物であります。
柳宗悦 手仕事の日本 青空文庫
――それを合点の上で、羽柴様のおいいつけに従い、日頃の何倍も夜昼なく働いているんでございますから、この後には、酒も飲みたし、うまい物も食いたいし、借金も返そう、女房に夏着の一枚もと、慾と道づれなればこそ、無理な仕事もやれるんでさ。
第七分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
クローゼットから夏着を引っ張り出し、衣替えをした。
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彼女は涼しげな素材の夏着を身にまとっていた。
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旅行のために、軽くて乾きやすい夏着をいくつか買った。
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