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冬着

ふゆぎ
名詞
1
標準
winter clothing
文例 · 用例
そうなると、街路樹の葉が枯葉となって女や男の冬着の帽や服の肩へ落ち重なるのも間のない事だ。
岡本かの子 巴里の秋 青空文庫
札幌を出発して単身|空知川の沿岸に向つたのは、九月二十五日の朝で、東京ならば猶ほ残暑の候でありながら、余が此時の衣装は冬着の洋服なりしを思はゞ、此地の秋既に老いて木枯しの冬の間近に迫つて居ることが知れるであらう。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
汚れ垢づいた良人や子供の冬着を輕やかな春の袷に代へる用意に若き妻も老いたる妻も眠りを忘れるのだらう。
有島武郎 青空文庫
おいよさんは私の冬着の支度に骨折つて居た。
長塚節 隣室の客 青空文庫
妻は美しい新柄で飾された呉服屋の飾り窓にとかく気をひかれて、なくてならない自分達の冬着を揃へる時のことを空想しながら頻りに胸算用をして歩いてゐるうちに、メリンス屋の店に下げてある友禅形に目をとめて、思はず嘆美するやうに声を放つたのであつた。
水野仙子 散歩 青空文庫
一枚の冬着さえ持たない我々は、どんな粗末なものでも好いから寒さを防ぐ準備をしなければならない。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
皮はその儘乾かして冬着にするのださうだが、真裸にされた猿は、自分の毛皮を見てはらはら涙を流すさうだ。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
それよりも、目前の一枚の冬着を、とはげしく求める感情もあるであろう。
宮本百合子 世界の寡婦 青空文庫
作例 · 標準
そろそろ冬着をクリーニングに出して、春物と入れ替えよう。
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押入れの奥から、セーターやコートなどの冬着を引っ張り出した。
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「北海道へ旅行するなら、しっかりした冬着を持っていかないと凍えるよ。」
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