剪裁
せんさい
名詞動詞-サ変
標準
cutting
文例 · 用例
で、人の做し出した美術音樂には、粉本の綴合、古譜の剪裁で無い限りは、其の作者の氣の寓在せぬことは無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
けれども、これをバイロンの原詩と比べて見ると、其の云い方が大変違う、原文の仄起を平起としたり、平起を仄起としたり、原文の韻のあるのを無韻にしたり、或は原文にない形容詞や副詞を附けて、勝手に剪裁している。
— 二葉亭四迷 『余が翻訳の標準』 青空文庫
その詩には人に優れた剪裁の工があった。
— 森鴎外 『魚玄機』 青空文庫
しかし編次|剪裁の杜撰を免れない。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
剪裁されたばかりの青枝を跨ぎ、寛ぎの出て来る小丘を降りてからもう病葉の散る橡の樹の下へ出ると「新アジヤ」という東野の演題がまた矢代に泛んで来た。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
※駝師が剪裁の手を尽した小庭を通って、庫裡に行く。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
掌に生へた草せんさいな風に生きてふしぎに頬を打たれることもなく私の占める座席は針程のわづかな場所であるのか。
— 詩集(1)初期詩篇 『小熊秀雄全集-2』 青空文庫
そう思ってそこを見ると、その小さい水玉たちは、僅か三、四寸の空間をきらめいて落ちて行きながら、流れている水面にまた無数の微かな波紋を作って、この美しい光の交響楽は、ますますせんさいに捉えがたいせんりつを織り出しているのでした。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
作例 · 標準
庭師は、バラの枝を丁寧に剪裁した。
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この生地は、裁断が難しいため、熟練した技術者による剪裁が必要です。
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「この服のデザインは、特殊な剪裁が施されているんだ。」
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