精髄
せいずい
名詞名詞-の形容詞
標準
essence
文例 · 用例
発声映画の精髄をつかんだものだという気がする。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
とは言え「能」は事実上そんな物には違いないのであるが、言わば、そんなものを煎じ詰めて、ランビキにかけた精髄で、火を点ければ痕跡も止めず燃えてしまうようなものである。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
それが日常生活に於ける人間美の精髄ではないか。
— 夢野久作 『「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能』 青空文庫
何でも事物の精髄を味ふことには、彼はどんらんな嗜慾を持つて居た。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
民謡の精髄というものはやはりその土地で生れたところに生命があるのですからね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
面壁九年といって、釈迦一代の説法、各宗の精髄どころを達磨という蒸溜器に容れて煎じて、煎じて、煎じ詰める事九年、液体だか気体だかわからない。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
こうした奈良原少年の精神こそ、玄洋社精神の精髄で、黒田武士の所謂、葉隠れ魂のあらわれでなければならぬ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
とはいえ「能」は事実上そんな物には違いないのであるが、云わば、そんなものを煎じ詰めて、ランビキにかけた精髄で、火を点ければ痕跡も止めず燃えてしまうようなものである。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
作例 · 標準
この論文は、彼が30年間続けてきた研究の精髄をまとめたものだ。
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伝統芸能の精髄を理解するためには、長い年月をかけた修行が必要となる。
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「この一皿には、フレンチの精髄が凝縮されていると言っても過言ではない」
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