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手応え

てごたえ
名詞頻度ランク #21580 · 青空 198
1
標準
feeling in the hands (when striking, poking, etc.)
文例 · 用例
吉田はまた猫のことには「こんなことがあるかもしれないと思ってあんなにも神経質に言ってあるのに」と思って自分が神経質になることによって払った苦痛の犠牲が手応えもなくすっぽかされてしまったことに憤懣を感じないではいられなかった。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
いつも通り女中に混って敷台へ送りに出た雛妓とわたくしとの呼び交わす声には一層親身の響きが籠ったように手応えされた。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
強い音がして弾の命中した手応えがあった。
田中貢太郎 怪人の眼 青空文庫
「たしかに手応えがしたぞ、何故落ちないだろう」 鶴は依然として暢気そうに頸を傾げていた。
田中貢太郎 怪人の眼 青空文庫
右衛門も腕の力を暖簾にごまかされたようになっては、流石にあれだけの器量のある女だから、やっきとなって色々にかき口説いたろうが、人間には生れついて性格技能のほかに、丈の高さというものがあるのだから、定基の馬鹿に丈の高いのには、右衛門の手が届きかねたのであろう、何の手応えも生じかねたのである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
右衛門に取って直接に苦痛が有るの無いのということでは無いが、自分の思ったことが何の手応えも無く、風の中へ少しの灰を撒いたように消えて終ったというようなことは、誰に取っても口惜しいものである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
わたくしのかけた色っぽい電気は普通の性根の男なら、なおも相手の胸の中に浸み入って、そこで好悪の心秤にかゝり、粘り返すなり蔑み除けるなりとにかく心理的な手応えがあるほか、人によっては性の相対の火花を所作の上にまで撥いて何等かこっちに手応えを得さすものですが、文吉はそれっ放しでございます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
「はて、面妖な」 と、続けて打って掛ると、右に避け、左に飛んで、更に手応えがない。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
作例 · 標準
大物を釣り上げた時の竿に伝わる重い手応えは、何物にも代えがたい。
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壁を叩いてみると、空洞があるような軽い手応えが返ってきた。
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木刀で素振りをすると、空気を切り裂くような確かな手応えを感じる。
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2
標準
response (to one's efforts)
作例 · 標準
新製品の展示会では、顧客から非常に良い手応えを得ることができた。
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試験の手応えは十分だったが、結果が出るまではやはり不安が残る。
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説得を試みたが、相手の反応が薄くこれといった手応えが感じられない。
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