世を去る
よをさる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to die
文例 · 用例
今の日本は、太平の世を去る事あまりに遠い。
— 萩原朔太郎 『喫茶店にて』 青空文庫
そうして父は奈々子がこの世を去る数時間以前奈々子に別れてしまった。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
今更ならねど、若き者の世を去るは一入悲しきが常なり。
— ――甲字楼日記の一節―― 『叔父と甥と』 青空文庫
甚だ稀有の事としては、生に始まるより死に終るまで、疾病の現象を呈すること無くて、世に來り世を去るものも有らうけれど、そは其の事に就て思量考慮の費すことを要せぬ程に稀有である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
われを遺さずして空しくこの世を去るのか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
しかし純忠の志を地下に竭し、純誠の情涙を塵芥裡に埋めて、軽棄されたる国粋の芸道に精進し、無用の努力として世人に忘却されつつ、満足して世を去るという事は普通の日本人……世間並の国粋流者の能くするところでない。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
さうして父は奈々子が此世を去る數時間以前奈々子に別れて終つた、然かも奈々子も父も家に居つて………。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
この世の中は悲嘆の世の中でなくして、歓喜の世の中であるという考えをわれわれの生涯に実行して、その生涯を世の中への贈物としてこの世を去るということであります。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
作例 · 標準
彼は静かに家族に見守られながら世を去った。
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偉大な作家が世を去り、多くのファンが悲しみに暮れた。
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祖母は安らかに世を去り、大往生だった。
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標準
to enter the priesthood
作例 · 標準
彼は俗世の欲を捨て、僧侶として世を去ることを決意した。
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人生に悩み、世を去って仏門に入る者もいる。
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あの名高い武将が、出家して世を去ったと聞いた。
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