托卵
たくらん
名詞動詞-サ変頻度ランク #41438 · 青空 0 例
標準
brood parasitism (planting one's eggs in another bird's nest, as demonstrated by the cuckoo, etc.)
文例 · 用例
お前は私を龍宮へ連れて行くなどと大法螺を吹いて、私と對等の附合ひをしようとたくらんでゐるらしいが、もういい、私には何もかもよくわかつてゐるのだから、あまり惡あがきしないでさつさと海の底のお前の住居へ歸れ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
あなたに龍宮行きをそそのかして墮落させようなんて、たくらんでゐるんぢやねえのだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
婆汁なんかをたくらんだのは大いに惡いが、しかし、このごろの繪本のやうに、逃げるついでに婆さんを引掻いて怪我させたくらゐの事は、狸もその時は必死の努力で、謂はば正當防衞のために無我夢中であがいて、意識せずに婆さんに怪我を與へたのかも知れないし、それはそんなに憎むべき罪でも無いやうに思はれる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それに依つて桃太郎の鬼征伐も大いに讀者諸君の共鳴を呼び起し、而してその戰鬪も讀む者の手に汗を握らせるほどの眞に危機一髮のものたらしめようとたくらんでゐた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」 スパイは、三人が集ったのを、何かたくらんでいると睨んでいた。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
理由は、親爺が、ほかの子供達のお父さんである村会議員を、確証がないのに、涜職罪として罪人に落そうとたくらんだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
だが本当に確証がなかったか、本当に、親爺がほかの村会議員を罪に落そうとたくらんだか!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
それからひいて、この物資の豊かな山東地方をブルジョアジーは、わが物に確保しようとたくらんでいる。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
カッコウはオナガの巣に托卵し、自分の代わりに卵を抱かせ、雛を育てさせる。
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托卵された側の親鳥は、自分の雛よりも大きく育ったカッコウの雛に懸命に餌を運ぶ。
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自然界には、宿主の裏をかいて生き延びる托卵という驚くべき適応戦略が存在する。
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ウィキペディア
托卵 とは動物の習性のひとつ。自分の卵への世話を他の動物に托す(代行させる)こと。巣作り・抱卵・子育てなどを仮親に托す(代行させる)ことを托卵。育ての親を「仮親」と表現する。
出典: 托卵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0