弊習
へいしゅう
名詞
標準
corrupt practices
文例 · 用例
戊辰奥羽諸藩の処断に於ても、詔して今日の乱は九百年来の弊習の結果であると、大いに藩主等の罪を恕し、今後親しく教化を国内に布き、徳威を海外に輝かさんことを欲する旨を、告げたまうた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
現時ノ宮中ハ中世的弊習ヲ復活シタル上ニ歐洲ノ皇室ニ殘存セル別個ノ其等ヲ加ヘテ、實ニ國祖建國ノ精神タル平等ノ國民ノ上ノ總司令者ヲ遠ザカルコト甚シ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
勿論、今日でも種々の弊習や欠点はあるが、その当時に比較すれば、大体においては夜と朝ぐらいに違っていると言ってよい。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
真淵・在満など出でてより後、和歌の権は公卿の手を離れたるも、その弊習はなほ全くこれを払ひ去る能はず。
— 正岡子規 『人々に答ふ』 青空文庫
このときにおいていずくんぞ専売特許の弊習行なわれざるを得んや。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
かくのごとき遺伝世襲の弊習はこれを封建武士の一部のみならず、その付属たる全隅にまでこれを及ぼし、ついにこれがために奇々怪々、表裏反覆・名実相違の現象を生出したり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
しかしてこの弊習もまた偶然にあらず。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
従来、諸公役の通行と普通旅人の通行には荷物の貫目にまで非常な差別のあったものであるが、それらの弊習も改められ、勅使以下の通行に特別の扱いすることも一切廃止され、公領私領の差別なくすべて助郷に編成されることになった。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
忖度ばかりを優先し、若手の意見を頭ごなしに否定するような古い弊習は今すぐ打ち破るべきだ。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
新社長は就任早々、長年黙認されてきた取引先との不透明な接待という弊習の撤廃に乗り出した。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
この業界にはびこる下請けへの過度な負担の押し付けという弊習を改善しない限り、未来はない。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview