陋習
ろうしゅう
名詞
標準
bad habit
文例 · 用例
老博士はこのようなすべての陋習を打破しようと、努めているのであります。
— 太宰治 『愛と美について』 青空文庫
面從|腹誹、抑鬱不平、自暴自棄などの惡癖|陋習の、我心の底に萌しゝより外、又何の效果も無かりしなり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
旧来の陋習を破ったらどうだというんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
まだ人間が人間の肉を食っているんだが、それがなくなるためには、あらゆる旧来の陋習が破らるべきなんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
号湘煙・中島飛行機製作所長中島知久平の母)や、小学校の代用教員であった影山英子(のち福田英子『妾の半生涯』改造文庫)などがその政談演説の中で主張したのは、「天賦人権自由平等の説」と「女子古来の陋習を破る」べきことであった。
— 宮本百合子 『婦人作家』 青空文庫
本常陸国の農家の子で、地方に初生児を窒息させて殺す陋習があったために、まさに害せられんとして僅に免れたのだそうである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
さすがに知識を世界に求むるという御旨意の発表された際であっただけに、外国の思想を危険なりなどという者なく、上下共にこれを歓迎し、旧来の陋習を打破するに更に躊躇しなかった、その頃盛に行われた標語は自由民権であった。
— 新渡戸稲造 『デモクラシーの要素』 青空文庫
)下等士族の輩が上士に対して不平を抱く由縁は、専ら門閥|虚威の一事に在て、然もその門閥家の内にて有力者と称する人物に向て敵対の意を抱くことなれども、その好敵手と思う者が首として自から門閥の陋習を脱したるが故に、下士は恰も戦わんと欲して忽ち敵の所在を失うたる者のごとし。
— 福沢諭吉 『旧藩情』 青空文庫
作例 · 標準
新しい村長は、長年続いてきた理不尽な陋習をきっぱりと廃止すると宣言した。
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女人禁制という古くからの陋習が、今もこの霊山には残っているらしい。
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結婚式の過剰な派手婚は、見栄っ張りなこの地域特有の陋習だと言われている。
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