長躯
ちょうく
名詞
標準
tall figure
文例 · 用例
しかし着いてみればホームズはひとりうとうとして、その痩身長躯を肘掛椅子の奥へと畳み込んでいる。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
然し長躯を屈して受けなかつた。
— 長塚節 『教師』 青空文庫
上総大竜の藩主であるこの堂々たる長躯の殿様は、卓越した科学者であり経営者であり政治家であると共に、陶器の造詣に於ては他人の追随を許さぬもののあるのは周知の事実だ。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
震災の時、直木氏の家は燒け、三上の家は半破れだつたが、その半破れの家の門内から、邸町の警護に出るところの彼は、痩身長躯に朱鞘の一刀、三上は洋服に大だんびらで、しかも誠に無能な二人であつた事を思出さずに居られない。
— 長谷川時雨 『三十五氏』 青空文庫
そうして、彼の長躯は、不弥を追われて帰ったときの彼のごとく、再び矛木のようにだんだんと痩せていった。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
そうして、逞ましく前に蹲んだ彼の長躯は、駿馬のように兵士たちの間を馳け廻っていた。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
長羅の長躯は反絵の上に躍り上った。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
この痩身長躯の篤学者は、日本服の着流しにあぐらを組み、ビールを数本ひきつけて、飲みながら碁に夢中になっていた。
— 豊島与志雄 『塩花』 青空文庫
作例 · 標準
その絵画に描かれた王は、長躯で威厳ある姿をしていた。
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彼は平均身長よりも長躯であり、人目を引く存在だった。
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「わあ、あの俳優さん、長躯でかっこいいね!」と観客は囁き合った。
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