真猿
まさる
名詞頻度ランク #30198 · 青空 0 例
標準
monkey (esp. the Japanese macaque, Macaca fuscata)
文例 · 用例
――郷土望景詩――昨日にまさる戀しさの昨日にまさる戀しさの湧きくる如く高まるを忍びてこらへ何時までか惱みに生くるものならむ。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
」「地下鐵道にて」「昨日にまさる戀しさの」等凡て昭和五――七年の作。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
今更、この期になってびくつくまいぞ」 娘の冴えまさる美しい顔を見ると、その毒心もつい鈍るので翁は眼を娘から外らしながら声を身体中から振り絞るべく、身体を揉み揺り地団太踏みながら叫んだ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
およそ「胸の煙は瓦焼く竈にまさる」のは「粋な小梅の名にも似ぬ」のである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
この映画に現われて来る登場人物のうちで誰が一番幸福な人間かと思って見ると、天晴れ衆人の嘲笑と愚弄の的になりながら死ぬまで騎士の夢をすてなかったドンキホーテと、その夢を信じて案山子の殿様に忠誠を捧げ尽すことの出来たサンチョと、この二人にまさるものはないような気もするのであった。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
民子のためには真に千僧の供養にまさるあなたの香花、どうぞ政夫さん、よオくお参りをして下さい……今日は民子も定めて草葉の蔭で嬉しかろう……なあ此人にせめて一度でも、目をねむらない民子に……まアせめて一度でも逢わせてやりたかった……」 三人は眼をこすっている様子。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
が、何と云つても探偵小説でその構想の卓拔、トリツクの妙味、筋の複雜、心理解剖の巧さ、文章の流麗、それに可成りな藝術味を加へて、全く興味津々|卷をおほう能はざらしめるものはモオリス・ルブランの作品にまさるものはない。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
時時風を交へて降りまさる雨のしぶきの中、文壇藝苑の華やかな顏の往き來を前にして、不遜にもこのお辭儀役達必ずしも神妙に控へてもゐなかつたが、とにかく役目を濟まし、最後の燒香を終へてホツと一息吐いた。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
作例 · 標準
動物園で、真猿がバナナを美味しそうに食べていた。
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日本の山には、野生の真猿が多く生息している。
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真猿の群れは、リーダーを中心に統制が取れている。
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