何回か
なんかいか
名詞
標準
a few times
文例 · 用例
何回か東京で引っぱられた。
— 宮沢賢治 『『春と修羅』補遺』 青空文庫
そしてその間、池上の言う通り食気不振で、無理に勧められるようにして何回かおきみから椀の粥を食べさせられました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わたしは何回かこういう危機を冒してかの女を庇い通して来た。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
信玄は、その後も神色自若、孫子の旗と法性の旗をかざして牀几を動かず何事もなかりしが如く軍配をふって指揮したと云うが、あまりそうでもなかっただろう(後団扇を検したところ八個所の痕があったというからよほど何回かうちおろしているわけである)。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
目上の人の前では勿論、誰の前でも滅多に踊らないが、葛西氏には特に望まれて何回か踊つたことがある。
— 牧野信一 『断想的に』 青空文庫
が、次の週もとうとうなんの発見もなく過ぎて、パリにはいつもある、警察への偏見が何回かの容易ならぬ暴動とまでなった。
— 『モルグ街の殺人事件』続編 『マリー・ロジェエの怪事件』 青空文庫
「蔵敷料の他に僕は何回かに渡つて自分の絵具料や食料を借り足してゐる。
— 牧野信一 『凩日記』 青空文庫
その種目の一つに即ち、幼児の首をとらへて高く釣りあげて、これを何回か繰り返すといふ他動的体操が含まれてゐた。
— 牧野信一 『余の倅に就いて』 青空文庫