旋光
せんこう
名詞
標準
optical rotation
文例 · 用例
」 お蔦は莞爾して、「せんこうッて誰のこったね。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
こんどは、勇吉の店の前に足をとめて、「ここは、ろうそく、マッチ、かやりせんこう、色紙、みんなたべられないものばかりだ。
— 小川未明 『新しい町』 青空文庫
二十めんそうは、小さいせんこうていをもっているんだ。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
11 こばやしくんは、せんこうていにおよぎついて、そのせなかに上りました。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
せんこうていのかくれていたほらあなは、きっと、おだいばの上にいり口があるとおもったからです。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
こばやしくんたちだけが、おだいばに上って、せんこうていのかえってくるのをまっていました。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
そして、ぜんぶおとしてしまうと、コンクリートがつみかさなって、ほらあなをふさぎ、せんこうていは、でられなくなってしまいました。
— 江戸川乱歩 『かいじん二十めんそう』 青空文庫
「あっ、せんこうていだっ」 林さんのひろいやしきは、すみだ川ととうきょうこうのさかい目の川ぎしにあったのです。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
この物質は、偏光面を右に回転させる**旋光**性を示す。
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**旋光**度を測定することで、化合物の純度を調べることができる。
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**旋光**現象は、分子のキラリティ(鏡像異性)に由来する。
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ウィキペディア
旋光 とは、直線偏光がある物質中を通過した際に回転する現象である。この性質を示す物質や化合物は旋光性あるいは光学活性を持つ、と言われる。右に回転させることを右旋性、左に回転させることを左旋性と言う。不斉な分子(糖など)の溶液や、偏極面を持つ結晶(水晶)などの固体、偏極したスピンをもつ気体原子・分子で起こる。糖化学ではシロップの濃度を求めるのに、光学では偏光の操作に、化学では溶液中の基質の性質を検討するのに、医学においては糖尿病患者の血中糖濃度を測定するのに用いられる。
出典: 旋光 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0