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門前町

もんぜんまち異読 もんぜんちょう
名詞
1
標準
town originally built around a temple or shrine
文例 · 用例
さて永代橋以南の深川寄りの方を記せば、熊井町より大島町に沿ひて越中島の北の方を、富岡門前町と並行して木場に至り、またその南の方を東して遠く洲崎の遊廓に達するの一渠あり。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
振鷺亭が意妓の口に、大河の恋風は浮気な頬をなぐり、内川の旭は眼が覚めてから睡しといひたるも、おもふに古石場町富岡門前町などの間を行くこの一水を指したるなるべし。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
木場一圓、入船町を右に、舟木橋をすぎ、汐見橋を二度渡つて、町はまだ明いが、兩側は店毎軒毎に電燈の眩い門前町を通りながら――並んでは坐れず、向ひ合つた同伴と、更に顏を見合はせたが、本通りは銀座を狹くしたのとかはりのない、千百の電燈に紛れて、その蕎麥屋かと思ふ暖簾に、血の付いた燈は見えなかつた。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
門前町には茶屋、旅籠が軒を並べ、客をひく婢の声は鄙びております。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
門前町に三四軒並んでゐる宿屋なども、なつかしい古び樣を見せてゐた。
若山牧水 梅雨紀行 青空文庫
ここに適例がある、富岡門前町のかのお縫が、世話をしたというから、菊枝のことについて記すのにちっとも縁がないのではない。
泉鏡花 葛飾砂子 青空文庫
半七は住職に逢っていろいろの質問を試みた後に、いずれ又まいりますと挨拶して、門前町の霜どけ路へ出た。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
大きい寺には門前町があるが、ここにも門前の町屋が店をならべて、ふだんも相当に賑わっているところへ、今度の開帳を当て込んで急拵えの休み茶屋や、何かの土産物を売る店なども出来たので、ここらは場末と思われない程に繁昌していた。
夜叉神堂 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
善光寺の門前町として栄えた長野市には、今も古い蔵造りの建物が多く残っている。
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成田山の門前町を歩きながら、名物の鰻の焼ける香ばしい匂いに誘われた。
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歴史ある寺院の門前町は、参拝客向けの土産物屋や宿坊が軒を連ねて独特の情緒がある。
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ウィキペディア

門前町(もんぜんまち)とは、有力な寺院・神社の周辺に形成された町のこと。特に神社の場合は、鳥居前町(とりいまえまち)という。

出典: 門前町 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0