お節
おせち
名詞
標準
osechi
文例 · 用例
「あとはまたお節句に団子をこしらえてやるせに、それにつけて食うんじゃ。
— 黒島傳治 『砂糖泥棒』 青空文庫
お節にや拵ふるに、このあたり門を流るゝ小川に浸して、老若男女打交り、手に手に之を洗ふを見た。
— 泉鏡太郎 『城の石垣』 青空文庫
「ドド……胴と……足が……ベベベ別々に……ワワワワァ――ッ……」 時は徳川十一代将軍家斉公の享和二年三月十一日、桃のお節句以来、晴れ続いた朝のことであった。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
――昨日はお雛様のお節句だわね――その蛤と栄螺ですって。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
……横寺町で、お孃さんの初のお節句の時、私たちは此を御馳走に成つた。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
お節句の人形によく似てる。
— 夢野久作 『狸と与太郎』 青空文庫
ホームズ、貴様の職はお節介屋だとな!
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
読者諸賢は私を救いがたいお節介者だと思われるだろう。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫