偶々
たまたま
副詞頻度ランク #28520 · 青空 445 例
標準
by chance
文例 · 用例
例へば、二ヶ月も気持が腐つて、湯にも這入らない後で、偶々お湯に這入つてごらんなさい!
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
偶々今度は、「欲しいのは金よりも時間だよ」とBが力説する。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
BはBの内部から起ることに立脚して不平が起れば起るのだが、Aは偶々文学といふ彼にとつて外部的な物を捉へようとして、それが捉へられないといふ不平なのだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
文学といふ対象を持たない男が、なんとなく何事も陽気であらせたいと思つたので、そして偶々彼が文壇にてづるを持つてゐたので、『「文学を」陽気に』と云つたまでなのだ。
— 中原中也 『文学に関係のない文学者』 青空文庫
」 私は服を着、怯々しながら隣の部屋にゐる友人の弟に金を借り、――でも、この月曜からは勉強しよう、浪費しまいと、そのやうなことを偶々思つた翌々日であつてみれば、私は読みかけのシュニッツラー選集を一冊持つて出掛けるのであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
又、偶々生活的意義といふ言葉を気付いた人がゐると、その人は生活のことを生活的意義を離れて話してゐたりするのである。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
偶々快活で、自分の仕事を尊敬することを知つてゐる者がゐると、ヘンな所でイヂメられたりする。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
そこで例へば謂ふ所の問題劇を書いたイブセンだつて、自身も云つた通り慥かに「人生のために書いたのではない」のであつて、偶々人生で問題になり勝な素材を用ゐたに過ぎぬ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
作例 · 標準
新宿駅の構内で、十数年ぶりに小学校の同級生とたまたま再会した。
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今日はたまたま仕事が早く終わったので、寄り道をして映画を見て帰ろう。
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「ごめん、たまたま手が滑ってグラスを割っちゃったんだ」と彼は謝った。
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標準
occasionally
作例 · 標準
あの店のラーメンは、たまたま無性に食べたくなる不思議な魅力がある。
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たまたま実家に帰ることもあるが、基本的には都心で一人暮らしをしている。
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「たまたま来るからこそ、この景色は特別に見えるんだね」と友人が言った。
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