党人
とうじん
名詞
標準
(dyed-in-the-wool) party member
文例 · 用例
そのポストが大整理という苦しい仕事に当面していず、たんまり利権の汁につかっている実利の地位であったのなら、いまの腐敗した政党人たちが、何でおとなしい技術出の個人にそんな椅子をゆずっておこう!
— 宮本百合子 『権力の悲劇』 青空文庫
永井・中島の両氏は、政党離脱などという条件を課せられずに、政党人として入閣を許可されたが、それも民政わずかに一名ずつの子供だましの類であり、而も党代表としてではなくてあくまで個人の資格で人物本位だというわけである。
— 戸坂潤 『近衛内閣の常識性』 青空文庫
昨日今日の新聞は、第二共産党検挙記事で賑やかな事此上なし、共産党そのものは私の批判以外の事件だが、彼等党人の熱意には動かされざるを得ない、人と生れて、現代に生きてゆくには、あの熱意がなければならない、私は自から省みて恥づかしく、そして羨ましく思つた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
私は政府党と政府反対党と中立党とに論なく、すべて党人と称する人々の大多数は、廉恥も識見もない野人でなければ私欲と猾智とに富んだ政商の徒であると思っている。
— 与謝野晶子 『鏡心灯語 抄』 青空文庫
全日本人の生活の一表現である政治を党人と称する彼ら少数の階級の利福の具に供して暴横邪曲を恥とせぬ国民の寄生虫であると思っている。
— 与謝野晶子 『鏡心灯語 抄』 青空文庫
候補者としてこの際立った党人はあらゆる苦肉の計を用いて選挙人の良心と理性とを攪乱し誘惑しようと試みるであろう。
— 与謝野晶子 『鏡心灯語 抄』 青空文庫
* 私は政治が最早官僚の政治でも党人の政治でもなくお互日本人の政治であることをしみじみ感じ、そしてこの度の総選挙に出会って端なくも英仏その他文明国の急進派婦人が、「選挙権を与えよ」と衷心から叫んでいる事実に理解と同感とを持つことが出来た。
— 与謝野晶子 『鏡心灯語 抄』 青空文庫
あなたがたは党人の間に情実にも悪習にも染んでいない。
— 与謝野晶子 『鏡心灯語 抄』 青空文庫
作例 · 標準
彼は生粋の党人で、党の政策を誰よりも理解していた。
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その政治家は、党人としての信念を貫き通した。
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議論の場では、党人たちの熱い応酬が繰り広げられた。
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