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鎮撫

ちんぶ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
pacification
文例 · 用例
群集は崩れ、雑沓鎮まり、一条の紛乱はかくしてようやく鎮撫に帰しぬ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
随つて最北の津軽地方の如きは、住民まだ蝦夷の旧態を存するもの多く、直接鎌倉武士を以てしては、これを統治し難い事情があつたと見えて、土豪|安東氏を代官に任じ、蝦夷管領としてこれを鎮撫せしめた。
太宰治 津軽 青空文庫
鎌倉時代の末、津軽に於いて安東氏一族の間に内訌あり、遂に蝦夷の騒乱となるに到つて、幕府の執権北条高時、将を遣はしてこれを鎮撫せしめたが、鎌倉武士の威力を以てしてこれに勝つ能はず、結局和談の儀を以て引き上げたとある。
太宰治 津軽 青空文庫
ところが、ある年の初夏、八十人あまりのおもに薩摩の士が二階と階下とに別れて勢揃いしているところへ駈けつけてきたのは同じ薩摩|訛りの八人で、鎮撫に来たらしかったが、きかず、押し問答の末同士討ちで七人の士がその場で死ぬという騒ぎがあった。
織田作之助 青空文庫
彰義隊らとは成るべく衝突を避けて、無事に鎮撫解散させるのが薩長側の方針であったから、直ぐには攻めかかって来ない。
岡本綺堂 夢のお七 青空文庫
甲陽鎮撫隊で大名格にしてもらひ、故郷へ錦を飾つた積りの穉気振りなど、往年の近藤勇とは別人の観がある。
池田屋襲撃 大衆維新史読本 青空文庫
」 彼の物語を綜合して考えると、彼は倭寇鎮撫を依頼する明朝の国使にしたがって、日本へ渡来したのである。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
明国でも多年その侵略になやまされて、幾たびか我が国に使者をつかわして其の取締り方を頼んで来たが、乱れた世にはとても完全な鎮撫の行き届こう筈もないので、倭寇の禍いは明国の沿海地方で年々くり返された。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
作例 · 標準
反乱軍の鎮撫に、多くの兵士が派遣された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
地域の治安を維持するため、警察は住民の不安を鎮撫することに努めた。
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彼の穏やかな声は、聴衆の興奮を鎮撫する効果があった。
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