平定
へいてい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
suppression (of a rebellion, civil war, etc.)
文例 · 用例
直訳なら「平和化」で、先ず「平定」とでも訳する所であろうが、とにかくフランス人らしい巧妙な措辞である。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
サロンを平定した私、フレデリックの桃色に化粧した爪先に唇を当てて、千九百二十年後の女性の進歩した足を観察する。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
西南戦争に出征していた父が戦乱平定ののち家に帰ったその年の暮れに私が生まれた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
畳の上ではそれほどでもないが、廊下のような板敷きへかかると船の傾きを踏み試めすような蛙股の癖が出て、踏み締め、踏み締め、身体の平定を衡って行くからである。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
それから藤原氏三代百余年間の平泉の栄華があり、文治五年、源頼朝に依つて奥州は平定せられ、もうその頃から、私たちの教科書はいよいよ東北地方から遠ざかり、明治維新にも奥州諸藩は、ただちよつと立つて裾をはたいて坐り直したといふだけの形で、薩長土の各藩に於けるが如き積極性は認められない。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
喜田博士は、さらに奥羽の沿革を説き、「頼朝の奥羽平定以後と雖も、その統治に当り自然他と同一なること能はず、『出羽陸奥に於いては夷の地たるによりて』との理由のもとに、一旦実施しかけた田制改革の処分をも中止して、すべて秀衡、泰衡の旧規に従ふべきことを命ずるのやむを得ざる程であつた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
そのうちに東北が平定して官軍も凱旋した。
— 田中貢太郎 『掠奪した短刀』 青空文庫
三月は斎藤九郎兵衛が京都から浅野長政等の書を持って来て、いよいよ関東奥羽平定の大軍が東下する、北条征伐に従わるべきである、会期に違ってはなりませぬぞ、というのであった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
作例 · 標準
反乱軍を完全に平定し、王国にはようやく平和が訪れた。
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天下を平定した英雄は、新しい法を制定して国の基盤を固めた。
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周辺諸国の動乱を平定するため、大国が軍事介入を開始した。
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ウィキペディア曖昧さ回避
平定(へいてい) 地名 平定県 - 中華人民共和国の県。山西省陽泉市に位置する。 平定省(ビンディン省) - ベトナムの省。ベトナム中南部沿岸に位置する。 平定鎮 - 中華人民共和国広東省茂名市化州市の鎮。 平定郷 - 中華人民共和国江西省鷹潭市余江県の郷。 年号 大順平定 - 明代中期の年号
出典: 平定 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0