投ずる
とうずる
動詞-ずる変
標準
to throw
文例 · 用例
――されば私は筆を投ずる!
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
「いろっぽさ」すなわち coquet は、上面の正方形内に成立するものであるが、底面上に射影を投ずることがある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
底面上に射影を投ずる場合には、派手と下品とを結び付ける直線に平行してOを通る直線が正方形の二辺と交わる二つの交点と、派手と、下品とがつくる矩形がいろっぽさを表わしている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
例えば市中の井戸の一割に毒薬を投ずると仮定する。
— 寺田寅彦 『流言蜚語』 青空文庫
あわれ礫を投ずる事なかれ、うつくしき人の夢や驚かさむと、血気なる友のいたずらを叱り留めつ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
まして真の侠客肌の親分子分の情誼などは実に篤いもので、又意気相許した親分の為とあらば如何なる事にも身を投ずることを辞せぬ。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
けれども、ひとりの人間に自信をつけて救ってやるためには、どんな傑作でもよろこんで火中にわが身を投ずる。
— 太宰治 『断崖の錯覚』 青空文庫
そこで全き心を捧げて恋の火中に投ずるに至るのである。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
作例 · 標準
彼は石を遠くの池に投じた。
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候補者は演説後、聴衆に手を振って笑顔を投じた。
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運命のサイコロが投じられた。
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標準
to devote oneself (e.g. to a cause)
作例 · 標準
彼女は研究に人生の全てを投じた。
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彼はそのプロジェクトに情熱を投じている。
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若者は新しい理想に身を投じた。
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標準
to invest
作例 · 標準
彼は新しい事業に多額の資金を投じた。
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将来のために、教育に時間を投ずるべきだ。
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その会社は、AI開発に積極的に投資を投じている。
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標準
to administer (medicine)
作例 · 標準
患者に薬を投ずる際には、用法用量を厳守する。
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獣医は犬に痛み止めを投じた。
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古代の医師は、様々な生薬を患者に投じた。
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標準
to surrender
作例 · 標準
敵は武器を捨て、ついに降伏を投じた。
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敗戦を認め、彼は白旗を投ずるしかなかった。
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絶望的な状況で、彼らは戦意を喪失し投じた。
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標準
to take advantage of
作例 · 標準
彼はこの好機に身を投じて、成功を掴んだ。
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若い頃にしかできないことに、積極的に身を投じるべきだ。
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彼女は与えられたチャンスに全力を投じた。
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標準
to fit well with
作例 · 標準
彼の発言は、会議の雰囲気にうまく投じた。
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この新しいデザインは、現代のライフスタイルに投ずるだろう。
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その冗談は、場の空気に投じなかった。
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標準
to stay (at a lodging)
作例 · 標準
旅人は夜、小さな宿に投じた。
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明日は雪が降りそうだから、もう一晩ここに投じることにしよう。
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彼は山小屋に投じ、翌日の登山に備えた。
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