朝敵
ちょうてき
名詞
標準
enemy of the emperor
文例 · 用例
御醍醐院之御末也云々」とあるが、朝敵として幕軍の為めに討たれて居るのである。
— 菊池寛 『応仁の乱』 青空文庫
尊氏の如く朝敵となったものは、古来外にも沢山ある。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
朝敵とならないまでも、徳川家康以下の将軍などは、それに近いものである。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
湊川で戦死した父の首級を見て、自殺せんとして母に諫められ、其の後は日常の遊戯にまで、朝敵を討ち、尊氏を追う真似ばかりして居たと云う。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
凡そ無分別な長州勢の禁裡に対する発砲は、今まで勤皇運動の総本山とも云ふべき長州藩に対して、ハツキリと朝敵の烙印を押しつけた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
維新の際南部藩が朝敵にまわったため、母は十二、三から流離の苦を嘗めて、結婚前には東京でお針の賃仕事をしていたということである。
— 有島武郎 『私の父と母』 青空文庫
藤原氏以来朝敵の数が殖えてるが、畢竟政権与奪の争ひをして不利益の位置に立つたものが朝敵呼ばゝりをされたので、此神州に生れて誰か天子様に抵抗ふ不届者があるもんか。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
元来政治を行るに天子様を挿んで為やうといふは日本人の不心得で、昔日から時の政府に反対するものを直ぐ朝敵にして了うが、今でも忠君を自分達の専売にしたやうな気になつて無暗と反対者を不忠呼ばはりする者があるが悪い癖だ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代、朝廷に敵対する勢力は、朝敵とみなされ討伐の対象となった。
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彼は、誤解から朝敵と濡れ衣を着せられ、苦境に立たされた。
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歴史書には、朝敵となった武将たちの悲劇的な生涯が記されている。
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ウィキペディア
朝敵(ちょうてき)は、日本において天皇および朝廷に敵対する勢力を意味する呼称である。朝敵が率いる軍のことを賊軍と呼ぶ。
出典: 朝敵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0