一世
いっせ
名詞頻度ランク #17671 · 青空 446 例
標準
one generation (past, present, or future)
文例 · 用例
学校のおつとめからお帰りになって、隣りのお部屋で、私たちの話を立聞きして、ふびんに思い、厳酷の父としては一世一代の狂言したのではなかろうか、と思うことも、ございますが、まさか、そんなこともないでしょうね。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
一世一代だぞ、これあ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
僕がドストイェフスキイを讀んだ頃は、丁度「白樺」の一派が活躍して、人道主義が一世を風靡した時代であつた。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
ヘルマンの教室を出て右を見ると河向いにウィルヘルム一世記念碑のうしろの胸壁の裏側が見える。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
この鯨絵巻の写しや、硯石で昔から知られた行当岬のスケッチや、祖先の出身だという一世一海和尚の墓の絵などが郷里の家に保存してあったはずであるが、いつの前にかもう無くなってしまったか、それともまだ倉の中のどこかに隠れているか不明である。
— 寺田寅彦 『初旅』 青空文庫
「佛蘭西文學の旺盛時代たる路易第十四世の朝に於て、突如として一世の耳目を聳動し來れる一書あり、其の簡淨痛快にして靈犀奇警なる人世批評は、天下驚畏の中心となれり、本書是れ也。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
しかし、日本人の日常生活がだんだん西洋人のに近くなって一世紀二世紀と経つうちには髪の色もだんだん明るくなって行かないとも限らないであろう。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
後世の日本文學史上に特筆さるべき一世の大詩人が、狹い田舍町に於て全く人に知られず住み、世捨人の侘しい隱遁生活をしてゐることを考へると、それだけでも自分は無量の感慨にうたれるが、さらに蒲原氏によつて直接訴へられた所を傳聞するに及び、自分は押へられない憂鬱と憤怒に驅られた。
— 萩原朔太郎 『蒲原有明氏の近況を聞いて』 青空文庫
作例 · 標準
彼はかつて一世を風靡したギタリストだが、今は田舎で静かにギター教室を開いている。
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この家宝を失うことは、わが家の一世の恥になると父は厳しく言っていた。
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「あの一家は三代続く名門だが、一世の苦労は並大抵ではなかったらしいよ」
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標準
a lifetime
作例 · 標準
これが一世一代の晴れ舞台だと思って、悔いの残らないよう全力で演じ切ります。
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二人は一世を添い遂げることを誓い、親族だけでささやかな結婚式を挙げた。
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「この研究成果は、私の一世の宝物として後世に語り継がれるだろう」
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ウィキペディア曖昧さ回避
一世 (いっせい) 名称 一世 (日系人) - 最初に各々の国に移住した日本人を表す日本語。 人物名 乱一世 - オーディック所属の放送タレント、ナレーター。 田窪一世 - テロワール所属の俳優。 前田一世 - 劇団青年座所属の俳優、声優。 佐藤一世 - 千葉県松戸市出身の陸上選手。 金指一世 - 美 少年 (ジャニーズJr.) のメンバー。
出典: 一世 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0