服喪
ふくも
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
going into mourning
文例 · 用例
「服喪中につき、年賀欠礼|仕候」 薄い墨で書いた一札を玄関前にぺたりと張りつけておいて、名人は郡内のこたつぶとんにぬくぬくとくるまりながら、もぞりもぞりとなでては探り、探ってはあごをなでて、朝からお組屋敷にとじこもったままでした。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
正月の二日といえば、上役同僚おしなべて年始に参るが儀礼じゃ、縁もゆかりもない手下の小奴がくたばったぐらいで、服喪中につき、年賀欠礼仕候と納まり返っているは、さすがに違ったものじゃというのさ」 じつにいやみたっぷりな言い方でした。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
東の縁に沿った座敷を、父宮の服喪のために一段低くした所にこのごろはいる姫君たちの所へ来て、まず老いた弁を薫は呼び出した。
— 椎が本 『源氏物語』 青空文庫
姉の服喪の期間は三月であって、除服の禊を行なうことになっているのも飽き足らぬことに中の君は思った。
— 早蕨 『源氏物語』 青空文庫
母夫人とは顔も知らぬほどの縁であったから、恋しいとは思いようもなかったが、そのかわりとして子の服喪を姉のためにしたい心であったが、これは定まったことでかってにはならなかった。
— 早蕨 『源氏物語』 青空文庫
更に『禮記』の檀弓を見ますと、君と師匠と父と云ふものは同樣に尊敬しなければならぬと云ふことを説いて、親が亡くなつた時にも、君が亡くなられた時にも、師匠が亡くなられた時にも、服喪は均しく三年勤めます。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
次に其反對に夫が妻を亡くして、その服喪中に後妻を貰へるかどうかと云ふ問題です。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
併し自分の母が在るか無いかに依つて夫の妻に對する服喪が少し違ひます。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は祖母の死後、しばらく服喪期間に入った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
服喪中は、派手な服装や行事を控えるのが一般的だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の家族は、突然の訃報に服喪の意を表した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash