溶液
ようえき
名詞頻度ランク #25200 · 青空 161 例
標準
solution (liquid)
文例 · 用例
例えばまた過飽和の状態にある溶液より結晶が析出する場合のごとき、これがいつ結晶を始め、また結晶の心核が如何に分布さるべきかを精密に予報せんとする時、単に温度従って過飽和度を知るのみにては的中の見込は極めて小なるべし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
何となれば、この場合は前に述べし過飽和溶液の晶出のごとく、現象の発生は吾人の測知し得るマクロスコピックの状態よりは、むしろ吾人にとりては偶然なるミクロスコピックの状態に依りて定まると考えらるるが故なり。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
また炭は溶液の中にある有機性の色素を吸収する性質がある、殊に獣炭あるいは骨炭がこれに適しているので砂糖の色を抜く事などに使われる。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
しかるに今度仏国のカルメットという人の発表した所に拠ると、酒精で沈澱させたツベルクリンの一プロセント溶液を眼に点ずると、健康体ならば何の異状も起らぬが、少しでも結核のあるものならば、二十四時間内に充血して紅くなるという事である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
近頃更に発表したところによれば、この溶液を熱して沸騰しつつある時に用いる方がよいそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
ここの考えは後代の物質不滅説を思わせる事はだれも認めるであろうが、また見方によっては、たとえば溶液分子のようなものの化学的平衡を思わせる何物かを含んでいるからおもしろい。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
粉の輪で思い出すのは、蒸発皿である種の塩類の溶液を煮詰めて蒸発させる時に、溶液の干上がるに従って、液面が周囲の器壁に接する境界線の所に、粉状の塩の土手ができる。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
それで本のほうは断念して、園芸好きのR研究所の門衛U君に教わって理研製殺虫剤ネオトンのやや濃度の大きい溶液で目的を達せられることを知った。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
作例 · 標準
実験では、この濃度の溶液を使用してください。
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先生は、異なる溶液を混ぜ合わせるデモンストレーションを行った。
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この物質は水に溶けて、透明な溶液になった。
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