界面
かいめん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #19908 · 青空 8 例
標準
interface
文例 · 用例
そうして、そういう接触に人間が馴れ得るためにはそういう接触の時間的変化があまりに急激過ぎるか、ないしは人間の頭の適応性があまりに遅鈍であり過ぎるか、とにかくそのために接触界面の現象として色々な異常現象が頻出するかと思われるふしも少なくないようである。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
この二層の境界面の高さは、場合により時刻によっていろいろになるわけであるが、通例海面から数百メートル程度のものである。
— 寺田寅彦 『海陸風と夕なぎ』 青空文庫
そうしてその皮膜が厚い時もありまた薄い時もあり、その上をぬらしている水と皮膜との境界面の分子構造もまた時により一様でないかもしれない。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
金属と油との境界面については単に lubrication のみでなく、もっといろいろの違った方面の事がらと関係してもっといろいろ研究されてよいように思われるのに、この方面の研究が割合に少ないように見えるのは遺憾である。
— 寺田寅彦 『鐘に釁る』 青空文庫
金相学者と界面化学者との協同によってこの方面の研究を進める事ができれば存外有益な効果をあげる事ができそうに思われるのである。
— 寺田寅彦 『鐘に釁る』 青空文庫
これはこれらの物質がその周囲の空気と光学的密度を異にしているためにその境界面で光線を反射し屈折するからであって、たとえその物質中を通過する間に光のエネルギーが少しも吸収されず、すなわち完全に「透明」であっても立派に明白に顕著に「見える」ことには間違いなく、見えないわけにはどうしてもゆかないのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
いったい「物体」が存在するということは、換言すれば、その物体と周囲との境界面が存在するということである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
物体が認識され、物と物、物とエネルギーとの間に起こる現象が知覚されるのはやはりこの境界面があるからである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫