人民
じんみん
名詞頻度ランク #4886 · 青空 5348 例
標準
the people
文例 · 用例
元来日本文化は、上古の奈良朝時代までは、海外雄飛の建国時代であったため、人心が自由で明るく、浪漫的の青春性に富んでいたのであるが、その後次第に鎖国的となり、人民の自由が束縛されたため、文学の情操も隠遁的、老境的となり、上古万葉の歌に見るような青春性をなくしてしまった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
中にも土民狩と言つて人民を小鳥か何かのやうに取扱ひ弓等で射殺し、今日は獲物が不足だつたとか、多かつたとかで喜んで居たりしたことは鬼と言つてもまだ言ひ足りない気がする位である。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
人民の呪詛もひどかつた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
そして人民は皆「王が石垣島を占領した功に誇り、慢心を起し遂にこんなになつてしまつたのだ」と口々に言つて居た。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
「こんな調子だと、善良な人民を監獄に入れて、罪人共を外に出さなけりゃ、取締りの法がつかない」と、「天神様」たちは思わない訳には行かなかった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
古い一例を挙げれば清和天皇の御代|貞観十六年八月二十四日に京師を襲った大風雨では「樹木有名皆吹倒、内外官舎、人民|居廬、罕有全者、京邑衆水、暴長七八尺、水流迅激、直衝城下、大小橋梁、無有孑遺、云々」とあって水害もひどかったが風も相当強かったらしい。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
この山の祖神の福慈の神に対する呪詛の言葉を常陸風土記では、 汝所居山、生涯之極、冬夏雪霜、冷寒重襲、人民不登、飲食勿奠者 という文字で叙している。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それで常陸風土記によると一応はこうも事祝いでやった、「人民集賀、飲食富豊、代々無絶、日々弥栄、千秋万歳、遊楽不窮」と。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
この法律は、人民の権利を守るために制定されました。
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人民の支持を得ることが、政治家にとって最も重要です。
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「人民は偉大なり!」と、彼は集まった聴衆に向かって叫んだ。
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ウィキペディア
人民 は、特定の社会や国家を構成する人々のこと。特に支配者に対する被支配者を、社会的地位・階級・財産にかかわりなく人民と称する。
出典: 人民 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0