同船
どうせん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
the same ship
文例 · 用例
留吉と呼ばれたその若者は子供の時分から漁業に從事してゐたが、去年暴風に遭つて難船し、同船の兄をば見す見す殺した爲めに發心してその職業を止めた。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
この帽子と羊羹色になりたる紋付羽織とのために、同船の一商人をして我を天理教の伝道師と見誤らしめき。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
それを護送するのは、京都|町奉行の配下にいる同心で、この同心は罪人の親類の中で、おも立った一|人を大阪まで同船させることを許す慣例であった。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
『自分は自分の片腕と頼む男を南|亜米利加に急行させてカラタール氏と同船させることにした。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
帰ろうとすると、同船した昔なじみに出会って、ずっと一緒に歩いていたというのですが、この昔なじみの住所を問いつめても、満足に答えることもできませんでしたよ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
それを護送するのは、京都町奉行の配下にゐる同心で、此同心は罪人の親類の中で、主立つた一人を大阪まで同船させることを許す慣例であつた。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
それを護送するのは、京都町奉行の配下にゐる同心で、此同心は罪人の親類の中で、主立つた一人を、大阪まで同船させることを許す慣例であつた。
— 森林太郎 『高瀬舟』 青空文庫
葉子はかねて五十川女史から、田川夫婦が同船するから船の中で紹介してやるといい聞かせられていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
嵐の中、彼と同船することになり、不安を感じた。
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豪華客船で同船した人々は、数日の航海で親交を深めた。
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難破船から救助された際、幸いにも家族全員と同船していた。
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