滔天
とうてん
名詞-の形容詞名詞
標準
tremendous (vigor, force, etc.)
文例 · 用例
明治十四年から同二十五年の間といえば、維新後|滔天の勢を以て日本に流れ込んで来た西洋文化の洪水が急転直下の急潮を渦巻かせている時代であった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
ただ父に(滔天氏)叱られはしまいかと、いかにも若々しい学徒の純情でいっている。
— 長谷川時雨 『柳原※子(白蓮)』 青空文庫
伊藤白蓮氏が、宮崎滔天の息と恋愛関係に陥り、東京に止り、良人に絶縁状を送ったことが新聞に報道され、大さわぎとなった。
— 一九二一年(大正十年) 『日記』 青空文庫
流石に、滔天の勢を以て突進したる我北陸の革命軍も、平氏が此窮鼠の如き逆撃に対しては、陣頭の自ら乱るゝを禁ずる能はざりき。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
大瀛の水沌々渾々、其勢滔天の如きも、其源を繹ぬれは、潺々たる山間小流の湊合に非すや。
— 序 『海島冐險奇譚 海底軍艦』 青空文庫
宮崎滔天の「三十三年の夢」を読む。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
かかるまにも、竹屋三位卿そのほかの乗っている追手の船は、滔天の飛沫をついてこの船を追っている。
— 船路の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
作例 · 標準
彼の怒りは滔天の勢いで、誰も止められなかった。
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滔天の気迫で敵を圧倒した。
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そのプロジェクトは滔天の予算を投じて進められた。
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