漏る
もる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞頻度ランク #44375 · 青空 280 例
標準
to leak
文例 · 用例
「月の漏るより闇がよい」というのは恋に迷った暗がりの心である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
……いま、ちらりと微笑むやうな、口元を漏るゝ歯は、白き卯の花の花片であつた。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
何室でも明いている部屋に勝手に陣取らっしゃい、その代り雨は少し漏るかも知れんよ。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
風冷えて鐘の音も清み渡る江村の秋の夕など、雲漏る薄き日ざしに此花の咲くものならんには、我必ずや其蔭に倒れ伏して死もすべし。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
これ倶楽部の窓より漏るるなり。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
思うに村人ことごとく眠り去って、灯影の漏るるところたまたま我が小屋あるのみ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
何となくぼんやりして、ああ、家も、路も、寺も、竹藪を漏る蒼空ながら、地の底の世にもなりはせずや、連は浴衣の染色も、浅き紫陽花の花になって、小溝の暗に俤のみ。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
……軒も門も傾いて、破廂を漏る月影に掛棄てた、杉の葉が、現に梟の巣のやうに、がさ/\と釣下つて、其の古びた状は、大津繪の奴が置忘れた大鳥毛のやうにも見える。
— 泉鏡太郎 『月夜』 青空文庫
作例 · 標準
水道管が老朽化して、水がポタポタと漏るようになった。
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秘密の情報がどこからか漏ることは、この業界では致命的だ。
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雨漏りがひどく、バケツを置いて水が漏るのを防いだ。
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